軽貨物運送業にデジタコは必須?必要性や導入するメリットを紹介!
現在、大型トラックやバス・タクシーの一部にデジタコ搭載が義務化されています。そこで気になるのが軽貨物運送業への義務化です。軽貨物運送業にデジタコは必須なのでしょうか?また、将来的な義務化はあるのでしょうか?今回は、軽貨物運送業にデジタコは必須なのか、必要性や導入するメリットについて詳しくご紹介します。
軽貨物運送業界ではまだ義務化されていない
2022年現在、軽貨物運送業ではデジタコは義務化されていません。デジタコが義務化されているのは「車両総重量7トン以上または最大積載量4トン以上の事業用トラック」です。
将来的な義務化の予想
現在は大型トラック、バスやタクシーの一部でデジタコの設置が義務化されています。今後は、軽貨物運送業にもデジタコの義務化があると予想されており、将来的な義務化は濃厚です。義務化されると思って、早めに準備しておいたほうがよいでしょう。
軽貨物運送業界でデジタコを導入するメリット
軽貨物運送業界でデジタコを導入するとどんなメリットがあるのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
データ管理がラクにできる
ひとつ目のメリットは、データ管理がラクにできることです。デジタコ以前に使われていたのが、アナタコ(アナログタコグラフ)。アナタコは、円形のタコチャート紙に、走行距離・速度・時間・運転状況を「線」で記録していました。そのため、線の解読は難易度が高く、ベテランでないと正確な解読ができなかったのです。
対してデジタコであれば、デジタコから送信されたデータはパソコン上に反映されます。よってパソコン上でデータを管理することができるのです。流れとしては「デジタコ車載器→通信回線→サーバー→自社のパソコン・タブレット」になります。管理者がパソコンを使えれば、仮にデジタコ初心者であってもデータ管理がラクにでき、ベテランに頼る必要がなくなるのです。
運送業務の効率化ができる
2つ目のメリットは、運送業務の効率化ができることです。トラックの運送業務は、常時社内の運行管理者がパソコン上で監視します。現在トラックがどこを走行しているか、荷下ろしをしているか、事故に遭っているかがひと目でわかるのです。
そのため、会社への帰社の予定や取引先への到着の予想などを立てられます。全体を俯瞰してみることができることから、運送業務の効率化ができるのです。また、ドライバーが毎日手動で作成していた日報や報告書も、デジタコからパソコン上へ送られ自動作成されます。よって、ドライバーの負担を減らすことが可能です。
ドライバーが自分の運転を客観視できる
3つ目のメリットは、ドライバーが自分の運転を客観視できることです。デジタコ以前のドライバーは、主観的に自分の運転をみていました。ところがデジタコが導入されると、パソコン上で自分の運転を客観的にみることができます。
そのため、危険な運転、時間をムダにする運転などに気づくことができるのです。結果、安全で、ムダのない効率的な運転をすることができるようになります。
軽貨物運送業界でデジタコを導入するときの注意点
軽貨物運送業界でデジタコを導入するときには、一体どんな点に注意すればよいのでしょうか?こちらで詳しくご紹介します。
ドライバーのストレスの原因になる可能性がある
1つ目の注意点は、ドライバーのストレスの原因になる可能性があることです。理由は、ドライバーの運転は常時社内のパソコン上で監視されているから。納品先への到着時間の遅れ、運送途中での事故、デジタコからの複数回の警告などが続くと、ドライバーはストレスが発生するかもしれません。
デジタコの改ざん
2つ目の注意点は、デジタコの改ざんです。たとえば、乗務時間が規定よりも長すぎるので、労働基準法にひっかかることをおそれて、パソコン上でデジタコのデータを改ざんすることなどが挙げられます。ただし、デジタコのデータを改ざんすると違法です。絶対に改ざんは止めておきましょう。
改ざんすると「運行記録計の記録違反の改ざん・不実記録」にあたります。最悪、行政処分の対象になることがあり、最大1件につき改ざんした車は60日の業務停止命令が出るのです。割があわないので止めておきましょう。
データが消失することがある
3つ目の注意点は、データが消失することがあることです。理由は、パソコンのストレージに不具合が起こり、データが消えてしまうことがあるから。データはパソコンのストレージに記録されます。ところがストレージには寿命があり、寿命がくるとある日突然、すべてのデータが消えてしまうことがあるのです。データの消失を回避するために、データのバックアップをとっておきましょう。
今回は、軽貨物運送業にデジタコは必須・必要性や導入するメリットについてご紹介しました。現在、大型トラック・中型トラックではデジタコの導入が義務化されています。デジタコを取り付けていないと違法になるということです。しかし、軽貨物運送業へのデジタコの導入は、現在の段階では任意となっています。ただし、大型トラック・中型トラックに義務化されているので、おそらくは今後、軽貨物運送業にも義務化されるでしょう。
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