デジタコをほかの機器と連携させるメリットについて解説!

公開日:2023/02/15   最終更新日:2023/11/29

デジタルタコグラフをほかの機器と連携させるととても便利になるということをご存じですか?運転日報や報告書だけでなく、ドライブレコーダーやアルコールチェッカーなど、連携できる機器はたくさんあります。この記事では、デジタコで連携できる機器とメリットをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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デジタコはドラレコやアルコールチェッカーと連携できる

デジタコと連携できるものに、ドラレコやアルコールチェッカーがあります。近年わざと車にぶつかって金銭を要求する人や煽り運転の対策としてドラレコが話題です。デジタコとドラレコを連携させると、万が一事故を起こしてしまっても安心できます。

そもそもドラレコは運転中の映像や音声を録画してくれるカメラで、デジタコは速度や急ブレーキなど走行に関する運行記録計器です。この2つが連携すると事故に関して客観的データが加わるので、いい違いによる先方とのやりとりで時間をロスしません。ドライバーや会社も負担が軽減できます。

また、2022年10月1日改正道路交通法施工規則によりアルコール検知器による運転者の酒気帯び確認が義務化となったことを受けて、アルコールチェッカーの需要が増えました。運転前や出先でアルコール測定して常に健康状態のチェックができます。デジタコと連携で測定者を認識してなりすましを防ぎ、運転日報への自動記録も行うため会社側の管理も簡単です。

デジタコをほかの機器と連携させるとできること

デジタコをほかの機器と連携させるとデータの管理が楽になります。運送業の人手不足や長時間労働が問題となっているなか、いかにして業務効率化していくかが鍵です。

デジタコは走行距離や稼働時間などリアルタイムで記録ができるため、わざわざ紙へ転記する必要がありません。稼働する車両台数が多くなるほど管理が煩雑です。ほかの機器と上手に連携できれば、入力作業が削減できるだけではなく経営管理にも役立ちます。

日報管理

デジタコで記録したデータを使用して運転日報作成します。ドラレコでは走行距離・発着地情報や車両の状態までリアルタイムで把握が可能です。ドライバー帰庫後も、データ記入・集計作業がなくなるので時短になります。運転日報だけでなく、エンジン回転分布や速度分布など安全面に関しての管理も簡単です。ドライバーの運転傾向を掴むことで、安全運転への正しい知識の定着にもつながります。

労務管理

労務管理システムと連携するとドライバーの勤怠管理や労務状況を確かめるのが簡単です。走行時間だけではなく休憩時間も測定できるので、ドライバーの拘束時間超過を未然に防げます。給与計算に必要な時間や距離も抽出できるので、わざわざこのためだけに集計する必要はありません。

連携により日々の時間管理ができるので、業務が続いているドライバーに対して月末や年末になって慌てて運行調整をせずに済みます。デジタコのデータを分析すると、適切な指導と現場の業務改善ができるので会社の運営にも重要です。

燃費管理

運送業で車両を使うと気になるのが燃料です。ドラレコのエンジンの回転数から分析して、急加速や急減速など燃費に影響を与える運転を避けるようにドライバーに音で警告します。危険運転をした場合でも、客観的なデータが残るのでフィードバックが簡単です。車両事故の減少・燃料費のコスト削減にはゆるやかな発進・停止が欠かせません。常に記録してドライバーが速度やエンジンの回転数などに意識を向ける効果があります。

デジタコをほかの機器と連携させる方法

デジタコは連携の仕方も簡単です。連携方法はおおよそ「カード型」と「クラウド型」にわかれます。会社のデータの管理方法によって連携方法を選択するのがおすすめです。実際に違いをまとめたので、デジタコを選ぶときの参考にしてください。

カード型

メモリーカードなどの記録媒体を使ってデジタコデータを運行管理システムへ取り込みします。データをCSV形式に変換すると連携が簡単です。記録媒体を介するため、パソコンをインターネット回線につなぐ必要がありません。簡単に安く連携が可能です。ただし連携する場合に記録媒体が必要となるため、デジタコからの抜き差しが必要となります。

クラウド型

クラウド型はインターネット上でデータの受け渡しをします。デジタコがインターネットとつながっていれば、パソコンのある場所まで行く必要がありません。リアルタイムにデータを取り込む設定にしておけば、運行状況把握や配車に役立ちます。メモリーカードなど記録媒体の持ち運びして紛失するリスクもなく、データ取り込みに人手がかかることもありません。

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まとめ

デジタコ単体で使うのはもったいないと感じたのではないでしょうか。ほかの機器と連携するとメリットが大きいことがわかりました。ドライブレコーダーやアルコールチェッカーなど社会的ニーズが高まっているものとの連携がドライバーを守ることにつながります。

日報・労務・燃費管理機器と連携すると事務手続きが簡略化でき、業務改善や燃費向上に有効です。連携方法も記録媒体をパソコンに取り込むカード型とインターネットを介してデータのやり取りをするクラウド型があります。目的に応じてデジタコのデータを使うと便利さを実感できるでしょう。ぜひ、上手に連携して会社運営に役立ててください。

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