装着の義務化が進むデジタコ!種類や選び方をご紹介!

公開日:2023/01/15   最終更新日:2023/11/29

デジタコは、デジタルタコグラフを省略した呼び方です。交通事故による死傷者数を減少させるために、デジタコ装着の義務化が広がっています。国土交通省が指定する業務用トラックでは、デジタコの装着が義務となっています。今回は、デジタコの種類や選び方について紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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デジタコ装着の義務化

交通事故による死傷者数を減少させるために、デジタコ装着の義務化が広まっています。

運行記録計装着の義務化

国土交通省が指定する業務用トラックに、デジタコの装着が義務化されています。2015年の段階では、アナタコでもデジタコでもどちらでも問題ないとされていましたが、デジタル化の波が運行記録計にも到来しています。

すでに次世代運行記録サービスとして、ドラレコと一体化したものもあります。運行記録計を装着することで、危険運転の防止と交通事故による死傷者数の減少が狙いとしてあります。そのためには、アナログではなくデジタルの恩恵を受ける流れとなるでしょう。

義務化の助成金について

運行記録計導入に伴う助成金の制度や補助金の制度が導入されています。交通事故防止を目的とした取り組みを支援するために、デジタコ購入に必要な費用の一部を補助してもらえるようになっています。デジタコ1台あたりの補助金の額は1~3万円程度、事業所用として機器を導入する場合は、13万円程度の補助があります。

補助金の注意点として、デジタコを購入するための費用を全額支払った後に、補助金が支給されるということです。そのため、補助金を使用してデジタコを購入することや、事業所用として機器を購入できないことを理解しておきましょう。

デジタコの種類

単機能型、多機能型、ドラレコ内蔵の一体型商品があります。

単機能型のデジタコ

まずは、走行時間、走行距離、走行スピードに特化したシンプルな機能だけあればよいという状況の場合は、単機能型のデジタコがおすすめです。価格を安く抑えられるメリットがあります。

多機能型のデジタコ

アナタコには存在しなかった機能を活用して、安全運転に今まで以上に意識を向けた指導をしていきたいと考えているときは、多機能型のデジタコがおすすめです。経費削減などの効率的な業務を目指しているときにもおすすめです。

ドラレコ内蔵の一体型商品

安全に車両を運行したい、万が一事故に巻き込まれた場合に証拠資料として提示できるようにしたい、運転手の運転状況を確認したいというときに、ドラレコ内蔵の一体型商品はおすすめです。価格は高くなりますが、そのぶん性能は高くなります。また、デジタコとドラレコの2台ではなく1台でコンパクトになっている商品もあるので、車内で無駄にスペースを取りません。

デジタコの選び方

それぞれの目的に応じたデジタコを選択しましょう。

予算を抑えたいときのデジタコの選び方

デジタコの料金相場は20万円前後なので、予算を抑えたい人にとっては高価な買い物となってしまいます。しかし、デジタコのなかには5万円台のものもあります。これは、走行時間、走行距離、走行スピードに特化したシンプルなデジタコです。そのほかの機能を付けるよりも、まずはデジタコを導入しなければいけないというときに、このような低価格のデジタコはおすすめです。

また、運送会社にもよりますが、補助金の対象となる場合があるので、有効に活用しましょう。

安全管理を徹底したいときのデジタコの選び方

安全管理や事故を未然に防止したいと考えているときには、デジタコとドラレコが一体になったものを選ぶとよいでしょう。急加速、急ブレーキ、急ハンドルが記録されます。また、ヒヤリハットの事例も記録されているので、運行後の教育資料として活用することも可能です。そして、ドラレコが内蔵されているので、万が一事故などに巻き込まれた場合でも、証拠資料として提示できるので安心材料となるでしょう。

シンプルで操作が容易なデジタコの選び方

タッチパネル式のデジタコもあります。取扱説明書や操作ガイドを確認しながら操作する必要がありません。直感的に操作できるので、シンプルで操作が容易なものを希望する人におすすめです。機械操作に苦手意識を持っている人でも分かりやすいようにフルカラーで文字が大きくなっているのが特徴です。

クラウド車両管理というオプションを付けたいときの選び方

パソコンやタブレットを使用して、リアルタイムで車両の運行状況を把握することもできます。クラウド管理は、次世代運行記録サービスとして注目を集めています。すでに多くの企業で導入が開始されています。クラウド上でデータを管理できるので安心してサービスを利用できるのが特徴です。

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まとめ

デジタコにもさまざまな種類があります。アナタコに慣れ親しんだ人がデジタコを導入するには不安があるでしょう。そのような人でも操作が容易で分かりやすいデジタコも販売されているので、それぞれに応じたデジタコを選択してください。

また、次世代運行記録サービスも最近は注目を集めています。こちらは、経費削減や労働時間の減少などといった、働き方改革の効果も期待できるのが特徴です。導入を検討している人は、インターネットなどで調べてみてください。

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